- 栄養について
- 当社は3才児から5才児の給食を基本に提供しておりますので、3才から5才の男女の栄養所要量の平均を1日の目標栄養所要量と考え、
- 朝食、おやつ、夕食のバランスを考慮して、30%程度を昼食の目標栄養所要量に設定しております。
- 年長児では量が少ない、年少児では多い、年度末には足りない園児が多くなるなどのご意見を頂くこともございます。
- 対応策として、1学期は同じ栄養価でも軽くてかさのあるもの(例:レタスとハムのサラダなど)
- 3学期は重量感のあるもの(例:ポテトサラダなど)を取り入れ、年度初め年度末にかけて、徐々にボリュームを出すように心がけております。
- 1ヶ月の栄養価の平均で目標量を摂取できるようにと考えております。
- 色合い・味付けについて
- 色合いは赤・黄・緑を基本に彩りが良くなるように心がけております。
- カレーや丼など、あまり彩りが良くない献立の日もございますが、添え物やデザート等、出来る限り彩りが良くなるように工夫しております。
- 味が濃いというご意見も時々伺いますが、お弁当は衛生上、冷ました状態でご提供しておりますので、あまり薄味にしてしまうと食べにくく、
- また食中毒などの面からも好ましくありません。
- お弁当の中に詰めるものは比較的濃い味、スープなどの温かい状態で提供できるものに関しては、
- 薄味にするなど、素材を活かし、おいしく食べやすい範囲内で工夫しております。
- 食材の安全管理について
- お米は低農薬のものを使用しております。
- 和風だしは既成のものを使用せず、毎朝さば節とかつお節でだしをとっています。
- 加工品はできる限り添加物の少ないものを使用するようにしていますが、彩りを添えるために、かまぼこなどを使用する場合もございます。
- 当社で調理する野菜、果物は新鮮なものを使用し、冷凍野菜は極力しないようにしております。
- また、葉物の野菜に関しては完全に国産の野菜を使用し、他のものについてもできる限り、国産のものを使用しております。
- 献立作成時における工夫
- お弁当の中の献立がすべて嫌いで一口も食べられないということが無いように、色々な種類の食材を少しづつ使用し、
- 好き嫌いの多い子供でも必ず少しは食べられる給食になるように、食材や献立の組み合わせを工夫しております。
- また、「食べやすいもの=楽しい給食」、「食べにくいもの=苦手なものへの挑戦、達成感を知るきっかけ」と考え、
- 1食の中に子供が食べやすいものと食べにくいものを組み合わせて入れるようにしています。
- 苦手なものが多いと給食自体が嫌になる可能性もあるため、食べにくいものは一口、二口程度になるように調整しております。
- 最近は、色々な食材が一年を通して手に入るため、食卓に季節感が感じられなくなったと、よく言われますが、
- 旬な野菜や季節の献立を取り入れることで、季節感を感じることが出来るような献立になるように努めております。
- また、クリスマスやひな祭りなどの行事食やカレーの日などには嫌いな献立をあまり入れす、
- 全て喜んで食べて頂けるようにと考えております。